「共助のための防災・減災研修」では、どんなことが学べるの?

「東北スタディツアー」や「共助の手引き」の中身を見てみたい!

 

そんな声にお応えして昨日から連載している「東北スタディツアー体験」、本日は2日目の様子をご紹介します。

 

※訪問先等は一例で、実際は異なることがあります

 

【2日目】

●10:00 旧歌津駅 視察

津波の被害により運転再開の見込みが立たない気仙沼線。

現在は、BRT(バス高速輸送システム)により人々の生活を支えています。

 

こちらの駅もかなりの高台でしたが津波が攻めてきたということで、改めて凄まじい威力を感じました。

(高台から歌津町を眺め、津波の被害を視察している様子)

 

●12:00 老人ホームに避難をしリーダーシップを取ることとなったご夫婦にヒアリング

津波の被害から危機一髪で逃げ、避難先で大声を上げ混乱を鎮めさせたご主人。

 

「地元同士、顔見知りなので信頼関係があった」

「指定避難所ではなかったので、物資の調達に苦労した」

「食料などの配分は地元の班長に任せたため、争いは起きなかった」

「避難をする」とはどういう事なのか、当時の様子を事細かに教えてくださいました。

 

●16:00 ボランティアナースの会 キャンナス仙台中央支部 代表の看護師さんにヒアリング

以前の新着情報で動画メッセージをいただきました看護師の鳴海さんは、石巻市の中学校で5ヶ月間の支援を行ったそうです。

 

医療・衛生面から考える避難所は、お手洗いの問題一つ取っても合意形成が非常に難しいのだとか。

 

「住民同士のトラブルの間に入ることもあった」

「常備薬を把握しておくことで持病の悪化を防げる」

「支援物資を配布する際のルール決めは重要」

 

本当に備蓄すべきものや意外な道具の活用方法などを聞くことができ、看護師ならではのアドバイスに目からうろこのヒアリングでした。

 

●18:00 ツアーのまとめワークショップ

 

この貴重な視察やヒアリング内容を事例として残し、どう都市の防災・減災に生かすのか、具体的な話し合いが続きました。

 

あっという間の2日間、いかがだったでしょうか。

 

知ることで助かる命がある限り、私たちは活動をし続けます。

次は、皆さん自身が「大震災のリアル」を体験し、都市に「よき避難者」を増やしましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

どうか、私たちに温かいご支援をよろしくお願いいたします。