2013.03.19|東北スタディツアー研修
Fukushima Community Crossingイベントレポート①
9月22日・23日と福島にて「復興トラベル」と題して、ツアーを行いました。
出発後の車内では、まず自己紹介から。
途中休憩を挟みつつ、TEAM iups代表西丸亮氏とLink with ふくしま代表菅家元志氏からいわきと福島県に関するミニレクチャーが行われました。
参加者から次々と質問が。
西丸氏の「被災地だから‥という事で遠慮して聞けないことも、ぜひ僕を通して聞いて欲しい。」という言葉が印象に残りました。
お昼は、いわき・ら・ら・ミュウでお刺身定食をいただきました。
塩屋崎灯台の山六観光さんにて、3月11日当日の様子について写真を見ながら説明していただきました。
予定では住民の方への配慮という事で車内から薄磯海岸を見学でしたが、山六観光さんのご好意で今回特別に歩いて見学することが出来ました。
海岸沿いにある小学校の校庭には、積み上げられた瓦礫が。1年半経過した今も、こうして残っているのが、衝撃的な光景でした。
小名浜に移動した後はパネルトークを2部に分けて行いました。
第一部「いわきのこと、いわきにいる人々の気持ち」では、西丸くんがモデレーター。パネリストにはいわきでオルタナティブスペースUDOK.を運営する丹洋祐氏、同じくいわきで「夜明け市場」を運営する(株)47PLANNING松本丈氏を迎え、活動内容のプレゼンテーションと自分の生まれ育った土地で活動して実際どうなのか?といった内容でディスカッションをしました。
第二部「これからの防災」で、greenz副編集長小野裕之氏こと”おのっち”がモデレーター。パネリストにはStandby発行人兼港区議会議員の横尾俊成氏、森ビル株式会社河野雄一郎氏、NPO法人GoodDay代表であり、Community Crossing Japanオーガナイザーをつとめる荒昌史が、行政・企業・住民の視点からこれから起こりうる有事に備えて、いわきから何を学ぶことが出来るかを話し合いました。
パネルトークが盛り上がり、古滝屋には予定よりも遅めに到着。生産者の方からお話を聞いた後は、福島の特産物を使った夕食をいただきました。
夕食後は、「共助の地縁をつくるには」というテーマでワークショップを行いました。今回のツアーを通して、”助け合える関係を繋がれば”との事で、住む地域の近い人同士が同じグループになるよう設定されています。