2014.09.08|READYFOR?投稿記事 ,公開勉強会
2014年9月4日 第11回CCJ勉強会「森ビル震災への取り組み」
こんにちは、CCJ伊丹です♪
先週の木曜日9月4日(木)に2か月に1度の勉強会を開催いたしました。
いつも会場を提供して頂いて、大変お世話になっている森ビルさんの震災の取り組みをお話しいただきました。
その内容をレポートしていこうと思います♪
CCJの窓口にもなって頂いている日向さんが講師として教えてもらいました。
森ビルは、「生命の安全を最優先とした逃げ込める街づくり」をモットーに街づくりを行っています。
今回はその裏側を教えて頂きました。
ハードの面の対策としては、
テレビ等で紹介されている有名なガスタービンを使った電気の供給だけではなく、
エレベーターに使用されている制振装置の仕組みを10年位前から行っていた事、
ソフトの面では、館内放送の迅速な対応。
ワンセグにて森ビルオリジナルのチャンネルがあり、それを有事に使う事、
社内においての震災対策室設置の基準も明確であり、
そのために、宿直体制をとっていること、
また、六本木ヒルズなどの大きいビルにおいての被害対応を効率的に行うために、
過去の地震のデータを元にビルへの安全性を検証し、対応を決めている事など、
地震に対して真剣に取り組む森ビルの内容に、参加者のあちこちから感嘆の声が聞こえてきました。
自分たちのビルの対策「自助」はもちろんのこと、
地域の自治会などにも積極的に参加する事で「街全体」で災害に対応している「共助」も行っている点が、
「街づくり」という視点からも参考になる講義でした。
その後、今回参加者が一番興奮した、一般公開されていない、
森ビルが作成した東京都のジオラマを視察しに…
社員旅行の様な写真…(笑)
これは、前会長が「自分たちが作るビルがある街全体の様子を、上から、横から、すべて知っておいたほうがいい」
とおっしゃった事から作成されたもの。
社外には見えない裏側の努力や思いが伝わるもので、その細かさや想いに、
参加者も目をキラキラさせて写真を撮影していました。
最後は、5000人の帰宅困難者を受け入れの準備のための25万食の備蓄倉庫。
その広さも驚いたのですが、半分以上が水の備蓄という事。
その量の多さに驚きました。
やはり、人間が生きる上で水は本当に必要な物なんですよね。
それらを収納するよりも効率よく取り出せることの方が大事ということで、とても美しく整頓されていました。
今や震災、災害と言ったら森ビルと言われるぐらい強いメッセージを社会に伝え、
業界を引っ張ってきた取り組みは最先端の技術から自治会とのコミュニケーションまで非常に細やかなところまで行っていることに驚きました。
全てを取り入れる事が難しいにしても、
参考にできる事がたくさんあり、
今後の参加者の活動や仕事に大きく影響があった時間だったと思います。
勉強会後恒例の懇親会の写真。
美味しくお酒とピザを頂いてます。
防災以外の話でも盛り上がり、繋がりを深めてきました♪
お酒の時間があってこそ、普段の仕事や活動が楽しくなりますよね(笑)
今回も素晴らしいお時間頂きました。
森ビルみなさま、講師日向さんありがとうございました。
次回は11月に開催予定です。
CCJオリジナルのWSを体験していただく勉強会です☆
また、詳細はこちらでアップしていきますね♪