2014.11.30|講演会
フージャースホールディングス お客様感謝祭
11月23,24日に開催された、
フージャースホールディングスの20周年記念「お客様感謝祭」にて、
CCJオーガナイザーの荒 昌史が
「マンション防災における非常食を考えるセミナー」を行いました。
阪神淡路大震災や東日本大震災の実例を踏まえて、
マンション防災における非常食のあるべき姿をお話ししました。
大震災時に公助が行き渡るには時間がかかります。
3日72時間というこれまでの定説を超えて、
7〜10日間、長ければ14日以上かかる地域もあるでしょう。
そして、公助や支援によって集まる食糧の大半は、
パンやおにぎりなどの炭水化物が中心となります。
そうしたことから東日本大震災では栄養が偏り、糖尿病の発症等が見られました。
また、お年寄りや乳幼児が食べやすい食事やアレルギー対応といった課題もあります。
首都圏では特に、自主避難生活を送ることになる可能性が高いマンション。
といった事情を踏まえて、どのような非常食を用意しておくべきでしょうか?
ぜひこの機会に非常食を見直してみてください。
セミナーのなかでは、共助のためのマンションコミュニティの大切さもお話し、
うなづきながら聞いている方が多くいらっしゃいました。