皆さん、年末の忙しい中いかがお過ごしでしょうか?

研修プランナーの島矢です。

 

今回は前回、私が書いた『ワークショップについて〜トイレ編〜』の続きとして、

オハナ玉川上水で行った非常食ワークショップについて解説します。

 

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私達が被災地を調査する中で、

・支援でまず届くのは、パンなどの炭水化物類

・炭水化物ばかりの食事になり、糖尿病になったり体調を崩してしまった。

といった声を被災者や避難場所の運営を支援する方から聞きました。

 

そこで、

厚生労働省・農林水産省が提唱する食育バランスガイドを参考にしながら

今回のワークショップを組み立てていきました。

 

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シートと食料カードを用いて、非常食で当てはまるものを確認して行きます。

親子向けのワークショップということで

分かりやすい絵と文字を記したカードを作りました。

 image

シートの真ん中には必ず必要になる水、

その周りにはビタミンやタンパク質など

必要なものを置けるスペースを取りました。

 

例えば、お水しか備蓄していなければお水のカードしかシートに置けませんし

炭水化物だけなら炭水化物のカードしかシートに置けません。

このワークをお子様と一緒に行ってもらい

『お家にはビタミンやミネラルの含まれるものがある』

『お水すら備蓄出来ていない』

『タンパク質まで考えて備蓄していなかった』

といった事が目に見えて分かります。

 

 

ここに書いたのは実際に行ったワークショップの一部で、

研修ディレクター吉高より

詳細な非常食を準備する際のコツをレクチャーでお伝えしました。