2015.03.07|ワークショップ
ザ・パークハウス 津田沼奏の杜において防災訓練のワークショップを行ってきました!
こんにちは。
伊丹です。
3月2日にザ・パークハウス 津田沼奏の杜において、マンション住民向けの防災訓練が行われ、
その中のイベントの一環として、ワークショップをCCJが担当致しました!
朝8時半に集合して、早速、三菱地所レジデンスのみなさんと事前打ち合わせ。
三菱地所レジデンスのみなさんは防災のジャケットとブーツを着用。
意気込みと熱を感じられる、朝の打ち合わせ!
さらに、ワークショップのための打ち合わせを会場で行い…
10時半から、いよいよワークショップスタートしました。
今回のワークショップは、復興応援団の佐野さんによる東日本大震災のリアルと、
「トイレ」と「情報収集」に関するワークショップを行いました。
今回は、テレビの取材等も入っており、ちょっと緊張していましたが、
スタートすると、住民のみなさんに引っ張ってもらい、終止和やかな雰囲気に。
午前、午後で70名近くの住民が参加され、各テーブルで笑顔が溢れる時間でした。
参加された方の①部屋番号 ②名前 ③特技をアイスブレイクで発表。
③特技は、何も持っていないと言う方も多い中でも、
例えば、主婦の方でも子供を扱うのが上手だったり、
ご近所と付き合う事が得意だったり、など。
小さい自分の「特技」を生かして避難生活を乗り切った人がいたことを事前に話す事で、
みなさん、色んな特技を教えてくれました!
このワークショップでは、個人の気づきを促す事がメインとなっており、
住民同士が自らの気づきを共有する事で、よりコミュニケーションが深まり、
マンション全体での取り組みをより強化することを目的としています。
最後の住民による今回の気づきの発表では、
・ただ、簡易トイレを準備するだけではなく、そのゴミをどうしたらいいのか考えた事がなかった。
・トイレの配水管の事まで考えていなかった。
・事例を聞いて、マンホールトイレの掃除など、個人だけではなく、
住民全体で話し合わなければならない。
・各家庭にどのような人が住んでいるか、個人情報の壁もあるが、
自分から手をあげて、管理してもらえばいいのでは?
・情報をマンション外に取りに行く人をあらかじめ決めるなど、
情報の伝達方法をアナログから考えなければならないと思った。
など、真剣に自分ごととして考えている住民のみなさんの声を聞いて、
私たちの目標以上の成果が出たと感じました。
大型マンションでの防災訓練に参加したのは初めてでしたが、
住民の参加されたきっかけが、
何も知識がないのが不安で、今後の対策をきちんと家族で行いたい
と思っている人たちが多く、
より多くの人に提案できるものを今後も作って行きたいと感じています!!
今回も、素晴らしい機会を頂き、三菱地所レジデンスのみなさまには心より御礼申し上げます。