2015.03.11|コラム
あの時のこと
こんにちは。研修プランナーの島矢です。
今日は東日本大震災が起きてから4年ですね。
4年前の今日、建築学生だった私は設計事務所にアルバイトしに行っていました。
事務所にあったたくさんのカタログも書類も棚から落ちて、
足の踏み場が全くなくなり、
帰るにも地下鉄が動いていなかったので、
赤坂にある事務所から5時間かけて自宅まで歩いて帰りました。
ただ、自宅に帰ってやっと津波で飲み込まれる街の映像を見て
『建築を学んでも、自分は何も出来ない』
ということを強く知らされました。
そして、学生であっても社会人であっても東北で継続的に何かする予定はないものの
『何かしなければ』
という気持ちだけが日々増幅していました。
そうしたもやもやを抱えて一年過ぎた頃に、
Community Crossing Japanを知り、
今では学生時代にしていたワークショップ作りの経験を生かしながら関わっています。
被災した地域は確かにキレイになり、
今行くと震災があったことを感じさせないかもしれない。
でも、未だに苦しんでいるたくさん人達がたくさんいる。
私は次の犠牲者にならない為に
過去から学び防災について知ることを大事だと感じています。