こんにちは。研修プランナーの島矢です。

恒例の防災勉強会も14回目となりました。

 

板橋区役所防災課長も勤められ、跡見学園女子大学教授を勤められている

鍵屋一さんをゲストに講演いただきました。

今回のテーマは『住民とディベロッパーのための地区防災計画の先進事例』

 

テーマがとても難しそうですが、

いきなり地区防災計画というなじみの無い言葉を説明するのではなく、準備体操をして

人は頭でわかっていても、すぐ体は動かない

ということを体感してもらうところから始まりました。

 

 

全体の流れとしては、

・日本の歴史を振り返ると、忘れない頃に地震は来ていた。

30年間で見ても、火災で死傷する確率より地震の発生率の方が断然に高い。

・阪神淡路大震災の時は早朝で無風にも関わらず、火災が発生していた。

しかし、人は正常化の偏見という

「自分は絶対大丈夫」とか「被災しても怪我なんてする訳ない」

のような思い込みを人はしてしまう。

・地区防災計画が施行された、それは実現する為には、自助/公助/共助/近助の4つ大事。

ただ、何よりも自分を守れる状態にしてから家族や近助を人を助けることが大事。

・被災後にマンション内で助けあうにしても普段からの付き合いがとても大事で、

ご近所力がないと普段から治安の悪化につながる

といったことをお話いただきました。

スライド1

 

 

 

地震やご近所付き合いは普段の生活からかなり遠い存在と思われたりしますが、

実はもっと身近なものであることがあること

を学べる回でした。

 

次回の勉強会については準備中ですので、今しばらくお待ちください。